こんにちは、くどうです。
今回はダイエットモチベーションが上がらない理由と対策について解説していきます。
痩せたいけど、ダイエットのモチベーションが上がらない!このように悩むときってありますよね?
自分の意志が弱いから?!根性がないからモチベーションが上がらないのか?と考える方も多いと思いますが、実はこの考え方は間違っていてダイエットのモチベーションが上がらないのはあなたの根性がないせいではないんです!
あなたと同じようにモチベーションが上がらない!と悩む人には必ずある理由があります。
この理由さえ知っておけば、根性に頼って厳しいダイエットをしなくても順調に痩せることができるんですが、これを知らずに苦労をしている人も多いです。
そこで今回はダイエットのダイエットモチベーションが上がらない理由と対策を3つ解説していきます。
今回の記事を読むことで
ダイエットのモチベーションが上がらない人に共通した間違った考え方から、
実際にモチベーションが上がらない理由と対策まで知ることができますのでぜひ最後まで読んで行って下さい。
モチベーションが上がらない人に共通した間違った考え方
それではまず初めにモチベーションが上がらない人に共通した間違った考え方から解説しておきますね。
間違った考え方とは自分に甘いからモチベーションが上がらない!だからもっと自分を追い込もう!という考え方です。
もしあなたが自分を追い込むことで無理やりモチベーションを上げてしまうとダイエットが成功するまで続けるのが難しくなってしまいます。
これを理解するために下図の左側の体重60キロ、体脂肪率35%の体型から右側の体重52キロ、体脂肪率25%の体型になるまでにかかる期間を一緒に考えて行きましょう!
まずこのダイエットを成功させるためには体脂肪を8キロ落とす必要があります。ここで、体脂肪は1日で落ちても100g程度が限界です。(これは後でまた説明しますが、)このことを考慮して1日で50gずつ脂肪を落とせたとして、約6か月かかることが分かります。
脂肪8キロつまり8000gを50gで割ると160日になりますから、厳密には5か月ちょっとですが、ざっくり半年といったところですね。2,3か月という話ではなく、体型を変えるためには最短でも6か月はかかるので、言ってしまえば長距離走のようなモノです。
ですから根性に頼って、自分を追い込むことで無理やり食事量を落としたり、気合で有酸素運動を頑張ってもほとんどのダイエッターは体型が変わるまでダイエットを続けることができません。
ではどうすればいいのか?と言うと、ダイエットのルールを絶対に理解しておきましょう。
例えば有酸素運動を週に何回、何時間やれば1か月で体脂肪は何キロ落とせるのか?
あるいは摂取カロリーの設定値をどのくらいにすれば1か月で体脂肪を何キロ落とせるのか?
これが分からないと「今、自分のダイエットは順調なのか?」、「最短ルートを走れているのか?」、「ゴールまであとどれくらいあるのか?」も当然分からなくなりますよね?
それにも関わらず、自分にムチを打ってがむしゃらに運動を増やしたり、食事を減らしたりしても体型が変わるまでダイエットを続けることができません。
もちろん、中には強靭なメンタルを持っていて根性でやり切れる人はいるかもしれませんが、普段から仕事や家事、育児などで忙しい方が、根性に頼ったやり方を真似しても上手くはいきませんし、何より辛いので全くお勧めできません。
つまりダイエットのルールが分からない状態と言うのは、コースが分からないフルマラソンをやっているのと同じです。
フルマラソンでコースが分からないと今の自分のペースは順調なのか?、ゴールまであとどれくらいなのか?今のルートは果たして最短ルートなのだろうか?そもそも今やっていることはゴールに繋がっているのか?全く分からなくなります。
この状態ではモチベーションは上がらなくて当然ですよね?これと全く同じことがダイエットでも起きるんです。
素人でもフルマラソンが完走できるのは予めコースを知っているからなんです。
ダイエットもフルマラソンと一緒です!ダイエットのルールを理解して、予めコースを知ってしまえば、今まで一度も痩せたことがないような人でも、根性がないような人でも、体質のせいで痩せられない!と思い込んでいる人も関係なく成功できます。
ここまでをまとめておくと、自分に厳しくしてモチベを無理やり上げるのではなく、ダイエットのルールを理解してモチベーションを上げる!この考え方がダイエット成功には必須です。
モチベーションが上がらないと3つの理由
それでは早速、具体的なモチベーションが上がらないと3つの理由と今すぐできる対策を紹介していきます。
増えた体重だけ脂肪がついたと思っている
まず1つ目の理由は増えた体重だけ脂肪がついたと思っているという理由です。
あなたはダイエット中に体重が増えてしまって、「頑張っているのに太った…」と感じた経験はないでしょうか?おそらくほとんどのダイエッターが経験することだと思うのですが、実は体重が増えたからと言って、その分、脂肪が増えた訳では全くないんです。
これを理解するために脂肪と水分の関係を見て行きましょう!
まず体脂肪1キロ落とすためには摂取カロリーと消費カロリーの差を7200kcalにする必要があります。1か月や2か月でこの差が7200kcalになれば体脂肪1キロを落とすことができます。
ここで1日で作れるこのカロリーの差は最大でも、1/10の720kcalくらいが限界です。このことを考慮すると脂肪は1日で落ちても1キロの1/10の100g程度が限界になります。これが体脂肪が落ちるペースです。
一方で水分は1日で、体脂肪の20倍の約2キロ前後も変動します。多くのダイエッターは頑張れば1か月で5キロくらい落ちるイメージを持っていたりしますが、その大半は水分が抜けているためで、実は脂肪が5キロ落ちた訳ではないんですね。
あくまでも脂肪は落ちても1日で100g程度です。
このように体脂肪はダイエットのルール上、少しずつしか減らないのに対して、水分は簡単に1,2キロ変動するので、本当は順調に脂肪が落ちているのにも関わらず、「脂肪が増えて太ってしまった」!と勘違いしてしまうんです。
ではもっと具体的に40歳女性、身長160cm、体重が60キロ、1日の消費カロリーが1800kcalの女性がダイエットを想定して理解を深めて行きましょう。
この女性は摂取カロリーを1440kcalに設定しています。このときカロリーの差は360kcalです。360kcalは脂肪1キロの7200kcalの1/20ですから、1日で落とせる脂肪は1キロの1/20の50gです。
この女性は一週間予定通りの摂取カロリーを達成できました。このとき体脂肪は約50gずつ減っていますよね?ですから土曜日の寝る前には350gの脂肪が減っています
。一方で水分は1日で2キロ前後変動するので、もしこの土曜日の夜にたまたま2キロ水分が増えていると、体重計には約1.7kg増えた数字が表示されることになります。
このようにして、ダイエットのルールを理解しておけば、体重は増えていても、脂肪は確実に減っている!と言うことが分かりますよね。更にはダイエットを頑張っているのに痩せないからモチベーションが上がらない!という事態を回避することができます。
以上のことから、1週間だけでいいので消費カロリーと摂取カロリー記録して、落ちた脂肪を計算してみて下さい。
例えば1週間であなたの消費カロリーと摂取カロリーの差が1800kcalになっていれば脂肪は250g減っていることが分かります。同じことをもう3週間続ければ1か月で1キロの脂肪が、見た目で言うとこんなにも大きな脂肪があなたの体から消えることになります。
運動しないと脂肪が落ちないと思っている
続いて2つ目の理由は運動しないと脂肪が落ちないと思っているという理由です。普段やらない運動をしないと痩せられない!と思い込んでしまうと、ダイエットのモチベーションは上がらなくなります。しかし、それはあなたの意志が弱いからではなく、ダイエットのルールを知らないからです。
まず初めに運動しなくても脂肪は落とせる!ということと、運動ではなく、食事から落とした方が圧倒的に楽!と言うこと覚えておいて下さい。これがダイエットのルールです。これからこの2つについて解説していきます。
そのために脂肪が落ちるメカニズムを解説しますね。脂肪が落ちるまでは4つのステップがあります。
まず1つ目のステップは、摂取カロリーが消費カロリーを下回るアンダーカロリーの状態を作るステップです。
このアンダーカロリーが作れれば脳が脂肪分解命令を出します。これが2つ目のステップです。
3つ目のステップはアドレナリンなどのホルモンが分泌されるステップです。ここでアドレナリンは鍵のような形をしています。この鍵が鍵穴と出会えば脂肪分解が進むことになります。
と言うことで4つ目のステップはアドレナリンと脂肪が出会って分解するステップです。脳から分泌された鍵の形をしたアドレナリンがお腹の脂肪に到達して鍵穴と出会うことで脂肪が分解されます。
ここで注目すべきはアンダーカロリーが作れれば脂肪は落ちる!と言うことです。食事からでもアンダーカロリーは作れますから、必ずしも運動をしなくても脂肪を落とすことはできるんです。
では食事と運動のどちらの方が脂肪を落としやすいのか?一緒に考えてみましょう!そのために250kcalのアンダーカロリーを運動から作るパターンと食事から作るパターンを考えます!ちなみに1日で250kcalのアンダーカロリーが作れれば脂肪は35g落とせます。
まず運動で作る場合は毎日4km走る必要があります。だいたい皇居1週分ですから、結構キツイですよね。
一方で食事から作る場合は例えば唐揚げを焼き鳥に変更すればいいだけです。
どらも同じ250kcalのアンダーカロリーですが、全く労力が異なりますよね?このようにして、運動ではなく、食事を優先してアンダーカロリーを作った方が圧倒的に楽なんです。
運動メインだと体型が変わる前にどうしても挫折してしまうことがほとんどです。実際に20年以上の有酸素運動に関する調査から、1年に有酸素運動をやる女性は何とたったの5.6%しかいないことが分かっています。
2020年の調査も含まれているのでコロナ禍で運動不足と強く認識している状況でさえ、95%の人は1年に1度も有酸素運動をやらないんです。それほど有酸素運動は続けるのが難しいと言うことです。
また実際にワシントン大学医学部の研究では食事のみからアンダーカロリーを作るグループと、週3回の有酸素運動でアンダーカロリーを作るグループの1年後の体重を比較したところ食事からアプローチした方が圧倒的に効果があると言うことが分かっています。
更にコロンビア大学医学部の研究では食事と有酸素運動をセットにするダイエットは、食事のみからアンダーカロリーを作るグループとの差はほぼなかった!と言う結果もあります。
このように食事のみからでも全く問題なく、と言うか、圧倒的に楽に脂肪を落とすことができます。
以上のことから、摂取カロリーを消費カロリー×0.8に設定することで、摂取カロリーが消費カロリーより20%だけ下回るアンダーカロリーを作ることができますので、食事メインで脂肪を落とすようにして下さい。
この設定方法なら運動のように無理にモチベーションを上げずに長い道のりを、挫折することなく、走り切りやすくなります。
他人と同じペースで瘦せられると思っている
最後の3つ目の理由は他人と同じペースで瘦せられると思っているという理由です。
もしあなたが他人と同じペースで痩せられると思ってしまうと、本当はあなた自身のダイエットは順調に進んでいるのに、自分だけ上手く行っていない…と勘違いして、モチベーションが下がってしまいます。
ここではそもそも他人との比較はダイエットのルール上、不可能だと言うことを覚えておいて下さい。その理由を2つ解説しておきます。
例えば体重が50キロの人と70キロの人のダイエットを比較すると70キロの人の方が体重が落ちるペースは早くなります。そのため一見、上手く行っているように見えますが、実はそんなことはないです。
なぜ体重が重い方が体重が落ちるペースが早くなるのか?と言うと、消費カロリーが異なるからです。
例えば、身長160cmの40歳女性でも体重が50キロならば消費カロリーは約1700kcalです。一方で体重が70キロならば消費カロリーは約2000kcalあります。
例えば全くルートでスーパーまで買い物に行く場合、1人で行くよりも子供を抱っこして行く方がより多くのエネルギーを必要としますよね?これと全く同様にして、体重が重い方が消費カロリーが大きいんです。
ですから体重が違えば、その瞬間にそもそも他人と比較することは不可能になります。
また同じ体重でも比較できない場合もあります。それは筋肉量が異なる場合です。
まずはこちらの写真を見て下さい。この女性はどれも同一人物で実は体重も全く同じなんです。ですが見た目が全く違いますよね?これは筋肉量が違うからです。
筋肉量が多ければダイエットが上手く行っているように見えるし、筋肉量が少なければ仮に順調に体脂肪が落ちていても上手く行っていないように見えます。
このようにして同じように努力していても、もともとの筋肉量が多い方が変化が見えやすくなります。ですから今までのスポーツ経験が違えば、その瞬間に、そもそも他人と比較することは不可能になります。
このようにして、他人と比較して自分が上手く行っていないように感じるのは努力が足りないからではないです。ただ前提が違うだけです。
ですから他人と比較して落ち込む必要は全くないです。それよりも比較すべきは過去の自分です。過去の自分と比較して、一体どれだけ成長したのか?と言う方が大事です。
以上のことから、食事内容を目標に対してどのくらい改善できたのか?あるいは筋トレの回数や重さなどどのくらい増やすことができたのか?などの変化を記録することで、過去の自分と比較して前に進んでいるのか?これを常に気にするようにして下さい。
以上のダイエットのモチベーションが上がらない理由を1つずつで大丈夫ですので、理解して、自分に必要な対策をあなたの日常に取り入れるようにしてみて下さい。
勉強さえすれば落ちない脂肪は存在しない!
それでは最後に勉強さえすれば落ちない脂肪は存在しない!というお話をしますね。
ダイエットをしていると何をしてもお腹の脂肪が落ちなくて、これは体質のせいなんじゃないか?とか自分に甘いからなんじゃないか?と思ってしまうことってありますよね?私もそう思っていました。
しかしそれは間違いで、ダイエットが上手く行かないのはダイエットのルールを知らずに戦ってしまっているだけで決してあなたの努力不足のせいではないです。ですのでまず自分のせいにする前に正しい方法を実行するための勉強が必要になります。
今回お話したモチベーションが上がらない理由も、努力不足という話ではなく、全てダイエットのルールを知らないことに収束します。この世に落ちない脂肪は存在しませんから、たとえアラサーからでもアラフォーからでも或いはアラフィフからでも勉強さえすれば年齢関係なくダイエットは成功します。
この正しい方法とあなたの諦めない気持ちさえあれば、何歳でも綺麗な体型を手に入れることは可能です。
もしあなたが本気で綺麗な体型を手に入れたいと考えているならば流行や自己流のダイエットを何となく頑張る前に一度、冷静にダイエットを勉強する!と言うことを行ってみて下さい。
ダイエットはほとんどのことが科学的に説明できるので、正解不正解がはっきりしています。ですのでもし努力していてもそれが間違っていたらおばさん体型から抜け出すのは難しいです。逆を言えば正しい努力さえできれば綺麗に痩せることはそこまで難しくないです。
もし今のダイエットの方向性に不安がある!という方は個別の相談にも乗りますのでぜひ気軽にご相談ください。
ダイエットのモチベーションが上がらない理由まとめ
それでは、本日のまとめです。今回はダイエットのモチベーションが上がらない理由3つ解説しました。
3つの理由としては、
1,増えた体重だけ脂肪がついたと思っている
2,運動しないと脂肪が落ちないと思っている
3,他人と同じペースで痩せられると思っている
この3つを紹介しました。どうしてもダイエットのモチベーションが上がらない!と悩んでいた人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
体脂肪さえ落とせれば▷着れる服
▷食の楽しみ
▷他人からの反応
→全てが変わります
▶体脂肪率-5%
→毎朝、服を選ぶ楽しみが生まれ
▶体脂肪率-10%
→見た目は別人
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講座生たちがこれだけの結果を出せているのは、食事制限や有酸素運動を根性で頑張っているからではないです。
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